またまたブログを書くことになろうとは、思いもしませんでした。ブログを書くことを強いられる生活から逃れたと思ったのに、これですわ。そっちがその気なら、こっちもその気になりますよ。 チャーハンの口だったのに、そうめんなんて出されたら態度かわるのも当然じゃないですか。パラパラと卵でコーティングされたチャーハンをガツガツ食べたかったのに、母が出してくれたのはツルツルとしたそうめん。パラパラなそうめんならまだしも、ツルツルしてるんです。 チャーハンの物差しで測るとツルツルしたそうめんなんてゴミクズみたいなもんですが、そうめんの物差しで測ると、これは最高で満点です。超一流のそうめんです。そうめん界の川越シェフですよ。まぁまぁまぁまぁ。川越シェフが一流じゃないっていう主張があるのは理解しています。でも、それはあなたの物差しで測ったからでしょ?そういうのを言うてるんです、さっきから。またパラパラなチャーハンの話させるつもりですか?嫌でしょ?僕だってしたくないです。我ながら何を言いたいのか分かりません。タラタラと書いてるだけです。そろそろ、本題に入りますか。同期には散々かいたので、後輩に向けて書きます。 ちょうど1年前の11月12日。僕たち12代目が最上回生となる2018年度のチームがスタートしました。嘘です。そんな都合よく「ちょうど1年前」に始まってるわけありません。ここらへんでしょう。 そんなラクロス部最後の年。僕はこれまでで一番努力をする一年にしようと思っていました。苦手な1on1も試行錯誤して、しんどい筋トレも続けて、リーグ戦で主力になれるように頑張ろうと思っていました。しかし、ラクロスというスポーツは上手くいけば楽しくて、その逆はとことん楽しくない。明暗がハッキリと分かれるスポーツだと思います。努力すると誓ったものの、本当に嫌になって止めることもありました。だからこそ僕は「声を出す」ことだけは、楽しかろうが楽しくなかろうが続けました。実力がなくてもできる、誰でもできることだからです。 そうして声出しながら続けてきましたが、僕といえどプレーヤー。端くれなりに、最後まで「リーグ戦で活躍する」という気持ちは持っていました。とうとうその目標を果たすことなく、ラクロス部を引退しました。ダメだったという悔しさで一杯でした。 一部昇格を果たした夜も、後日会ったときにも皆から「盛り上げ続けてくれて、ありがとう。」といった言葉をたくさんもらいました。僕としては、誰にでもできる簡単なことをしただけって思ってたで、救われたような気持ちになりました。続けてきて良かったです。 さて、何が言いたかったのかと言うと、自分が取り組んでること、続けていることは、誰かのためになっているということです。自分には才能がない、実力がない、ラクロス部にいる意味がない、なんて思ってる人もいるでしょう。そんなこと絶対ありません。この世に「絶対」なんてないけど、これだけは絶対です。一人一人に意味があって、役割があります。 パラパラのチャーハンを目指して作っていても、ベチャベチャのチャーハンになってしまった。それでいいんです。誰かの物差しで測ってみると、ベチャベチャのチャーハンを好きな人がいるんです。「チャーハンがあったから、嫌いなナスも食べることができた。」「チャーハン、食卓を彩ってくれてありがとう」なんて言ってくれる人もいるんです。今ではベチャベチャのチャーハンを作った自分を誇りに思っています。 みんなも最高のチャーハンを作ってください。
だいきょうらくろふ