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だいきょうらくろふ

#21   だいき


4回生のだいきです。 最後のブログリレーということで、先輩にも同期にも書きたいことはたくさんあるのですが、この場を借りまして後輩たち、特にディフェンス陣に向けて書きたいなと思います。少し長くなるかもしれませんがお付き合いください。 少し僕自身の話をします。 話は1回生の時に遡るのですが、サマーでベスト4という大教史上最高の結果を残し、ウィンターでも予選で関学を破るなどノリにのっていた僕たちは、ウィンターの決勝トーナメントの1回戦でで同志社と戦いました。結果としては1-2の惜敗、ですが僕自身はその1試合なにもできず、最終的に僕のミスが重なって負けてしまいました。僕は自分の力不足を心から恨みました。 そして、その後のユース選考。チームからはたいせい、なかちゃん、しばの3人が選ばれました。同じディフェンスだったしばが選ばれて、自分が選ばれなかったことがとても悔しかったのを覚えています。 このままやったらあかんと思った僕はまず3月のAB分けで何が何でもAに入るという目標を立てました。 それからはその目標を達成するために、むちゃくちゃ練習しました。練習すればするほど上手くなっていくラクロスがとても楽しく、この時期が1番成長したと今になって思います。そして、結果的にAチームに入ることができました。 そこで次は、ボトム4枚目かつロンミ2枚目としてリーグ戦に出場するという目標を立てました。2回生なのにいろんな相手との試合に出させてもらったこと、マンダウンメンバーに入れたこと、自分の頑張ったことが形として表れ、リーグ戦にも全試合出場し、2回生の中でも1番多く試合に出させてもらいました。 くりさんの代の新チームが始まった当初は、このディフェンスは自分が引っ張って行かなあかんと感じ、もっともっと練習しようと思いました。ですが、ぼくはそこで具体的な目標を立てるのをやめてしまいました。自分の伸びが思うように実感できず、そしてくりさんの下、2枚目の現状でいいやと妥協してしまいました。自分の中に確実に驕りがありました。その結果、リーグ戦で全勝優勝を果たすためには負けられない京大との試合に出場できませんでした。ひさびさにベンチから試合を見て、この1年間自分はなにも成長していないと心から感じました。 そして僕らの代がスタートしました。ディフェンスリーダーになった僕は、選手として1年間ずっとこのディフェンス陣の1番であり続けるという目標を掲げました。りんださんのような圧倒的なリーダーシップも、くりさんよような優しさも、そしてりょうさんのような尊敬しかできない人間性も僕は持っていないので、せめてラクロスは1番上手くて、試合で頼りになる、そんなDFリーダーになろうと。それは僕自身のためだけじゃなく、チームや後輩たちのためです。そのことが僕たちディフェンス陣を1番強くしてくれると感じたからです。そして自分自身、3回生の時とは比べ物にならないくらい上手くなったと思っています。それはなにも自分が頑張ってきたからではありません。きらの冷静さ、さんでぃーの急成長、キングのストイックさ、ひろしの色々な才能、ボックスとの約束、まさしの努力、はやとの苦悩、りんに自覚が芽生えてきたこと、だいしとたまの競争、なおまさの声、しばとの競争、なかちゃんの熱意。その全てが僕に刺激を与え、成長させてくれました。みんなが未熟だった僕をディフェンスリーダーへと成長させてくれました。全員が誰1人欠けてはいけない僕のライバルで、1年間僕がリーダーとしてこのディフェンス陣を引っ張ってきた証で、そして一生の誇りです。 リーグ戦ここまで戦ってきて、勝つのってめっちゃ難しくて、遠くて、やっぱり最高で。でもお前らとやからこそ、こんだけ戦えてる。試合に出て期待に応えてくれるやつ、ベンチで少しでも戦力になろうとしてくれてるやつ、外から必死になって声を届けてくれるやつ、全てが大教ラクロス部の力になってチームを引っ張っていってくれてる。 お前らとやからこそ、おれはこのディフェンス陣で大教ラクロス部を1部へ連れていきたい。やるべきことはやってきた。あとはこの誇りを胸に1部への階段を昇るだけ。全部勝とう。それだけ。 ~ALL OUT~ 2018年度DFリーダー 上田 大貴 


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